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2011年3月 1日
セレックとは何ですか?
セレックとは歯科用器械の商品名です。ひと言で説明するなら、「自動セラミックの歯・製作ロボットシステム」とも言うのでしょうか。
この装置のおかげで従来は型どりをして、模型を技工士さんに渡し、数日かけて製作していたセラミックの歯を、その気になれば診療室で最短1時間程度で完成し、歯がお口に入るところまでできるようになりました。
セレックの強度は大丈夫ですか?
セラミックの歯のお話をしますとよく聞かれるのが「割れるのではないか?」という質問です。このシステムのセラミックは、最初から工業的に作られたセラミックブロックを削り出すという手法で歯を製作します。
従来、技工士さんが製作するものは、パウダーを丹念に盛り上げて焼き上げます。この盛り上げるという行程の中で気泡が混入することにより。セラミックのできあがりも不安定で強度的にも弱くなりやすいと言われています。
セレックシステムのセラミックは工業的にブロックを作りますから品質が安定し、技工士さんが製作するセラミックより強度が倍近くなります。きちんとした適応と接着法を守れば簡単に割れることはありません。当院では初期不良に対して充分に対応できるよう5年間保証をおこなっています。
治療期間はどれくらいかかりますか?
技工士さんを通さずにすべての作業が行えますから、歯が入るまでの期間が短くなりました。簡単な症例ではあらかじめ予約時間を十分にとり、削ったその日に歯を完成することも可能です。
麻酔として、その麻酔が効いている間に歯が入ることは、患者さんにとっても負担軽減になります。仮り歯の期間は少しでも短い方が神経に対するダメージも少なく、歯の不快な症状も出現しにくくなります。また仮り歯期間の噛みにくさや、前歯などでは見た目の問題も解消されます。
忙しい方はワンデイで歯が入る事でずいぶん喜ばれる方もいらっしゃいます。
虫歯になりませんか?
セラミックの歯の大きな長所に、セラミックと周囲の歯質との間に隙間が生じにくい、という点があります。これによって保険の金属の歯と比較すると、外れたり、周りから隙間ができて虫歯になるリスクも低くなります。
これはセラミックを歯に装着する際に「接着」という新しい概念に基づく事に関係しています。つまり表面処理と接着剤により、化学的に歯に結合させる。イメージ的には歯と一体化させるという感じです。金属の歯はセメントでつけますが、セメントが経年劣化することにより次第に破壊され、金属面がはがれたり漏出して隙間が生じてきます。これが長い間にどうしても歯が外れたり虫歯になりやすい原因になっています。
歯は金属と同じように硬い方が丈夫で良いのですか?
いいえ。ベストは歯と同じ硬さです。適度にすり減ること。歯よりも硬いと長期使用により、歯ぎしりやくいしばりなどにより周囲の組織を逆にだめにしてしまいます。ひどいときには歯の神経症状も出現することがあります。
実は歯ぎしりや食いしばりは程度の差はあれ誰にでもあります。そうした習慣の長期経過による蓄積が歯、あるいは周囲組織に影響を及ぼします。
セレックは歯の硬さとほぼ同じ硬さとデータがでています。
自然な仕上がりになりますか?
毎回セレックの歯ができあがり接着した後、その自然感には驚かされます。
透明感は従来の金属焼き付け冠(金属のベース上に陶材を焼き付ける)の手法とは格段の差があります。特に歯肉と接する部分の自然感は卓越しています。歯肉と接しても炎症を起こしにくいので歯肉がとてもきれいです。
下記症例写真は従来の金属焼き付けタイプのセラミック冠で歯肉が下がり、やり直しをした症例ですが、透明感は本物の歯と見間違えるほどです。

自律神経バランス分析結果

末梢血管分析結果

どうして生体検査が必要か?
血管脈派測定やFBAアナライザーによる経絡インピーダンスの測定はなぜ必要なの?
これらの検査は確かに歯科の治療とは直接的には関係ありません。
じゃあなぜ。。。と言いますと下記の理由からによります。
1.葉だけを見ず森をみるように
最近増加してきた不定愁訴を多く含む歯を中心とした様々な症状は、年々診断が困難になってきております。単に虫歯だからとか、歯周病だからというわけには行かなくなりました。その人の生活習慣やメンタルな問題、全身の体調や状態などを把握しないと原因や診断が困難なこともあります。
ちょうど1本の木の葉っぱが枯れ始めた時、枯れた葉っぱだけを見るのではなく木、全体を見る。あるいはもっと上から、つまり森全体を見ていく必要があるのです。
たとえば急性炎症が生じたとき、全身のストレス度合いはどうか?血流状態は?体温は?血圧は?。。。。。。etc と考えると得られる情報はたくさんあります。これら検査を通して逆に患者さんにその結果をフィードバックしていくこともできるのです。
2.高齢化社会で
2つめの理由は高齢者社会になるとともに、高齢者の受診率割合も高まっています。高齢者の特徴として、どうしても循環器をはじめとした疾患を持つ方が多くなります。また中には疾患があるにもかかわらず自分で気づかないで病名がつかない潜在的な疾患者、さらには診断がついているのにもかわらず申告されない方もおられます。
歯科で全身に対して直接的に関係がある身近なものとして局所麻酔があります。局所麻酔をする事が結構な負担になることを御存じない方も多く、あらかじめ体の状態を把握しておかないと不測の事態になる可能性もあります。
事前の血圧測定や脈派の測定は循環器系疾患の目安にもなります。
当院ではECG(心電計)モニター等の生体モニターも完備しており、事前検査によりリスク軽減が行う事が期待できます。これからの高齢者歯科医療は全身状態を把握した上での治療は当たり前です。
血圧や脈拍、酸素飽和度や心電計の情報を組み合わせることによりソフト上でさらにきめ細やかな患者さんの全身状態を把握することが可能になりました。
血管脈派測定応用(血管年齢/自律神経バランス測定)
血管の脈派を測定することにより簡易的に患者さんの生活習慣傾向、特に血液循環傾向を把握し歯周病等の予後把握等にも参考にします。この検査は歯科人間ドック、および定期検査の一部と歯周病患者さんの一部に応用します。患者さんにわかりやすい形としては血管年齢として標記される項目もありますのでわかりやすいでしょう。
この検査では同時に自律神経のバランスの傾向を知ることができます。これにより交感神経優位なのか副交感神経優位なのかをある程度知ることができます。
それと共に肉体的疲労度、精神的疲労度の目安も出力されます。
メンタルヘルスチェック
エゴギョウというおもしろいチェック方式があります。これはよく当たります。。。。と言う表現は適切ではありませんね。この東洋医学的なテストは隠れた現実を適切に結果として反映します。これは占いではありません。性格テストのような単純なものでもありません。実に奥の深いメンタルヘルスチェックです。
最近は病因を探るために時々使ったりしていますが「あーでないの? こーでないの?」って聞くとそこからやっぱりねという事項が引き出されることが多いのです。実に簡単な質問なんですが50項目ほど質問に答えて頂いて、そこからアナライズしていきます。
大体の傾向は簡単に分かるんですが、本当におもしろいのはこの結果を使って色々患者さんとお話していくうちに、ちゃんと分析結果に一致する答え。つまり生活環境であったりその他が結びいてくることです。最近では特にストレスがらみや訳の分からん症例にはテストしております。
FBA 計測器
FBA 測定器という手足の経絡の電気的インピーダンスを測定することにより体の調子を診ようという計測器があります。もちらん確定診断に使うわけではありませんが体の調子、特に食べ物と関連づけしながら診ていくときに応用範囲が広い装置です。各経絡は東洋医学的分類に沿って各臓器に結びつきます。ここからいろいろ診ていくわけです。
これも単独で用いるのではなくエゴギョウのメンタルヘルスチェックや視診などと共に診査していくと有用です。






